会場について 

会場となる「ホテルニューオータニ」って?

ホテルニューオータニの歴史

 

日本庭園のシンボル、太鼓橋からみたザ・メイン棟

 

 
 

記念祝賀会会場の「芙蓉の間」

 

 

1964年東京オリンピックを2年後に控えた1962年(昭和37年)、オリンピック委員会と政府は外国人来訪を約3万人と予想して受け入れ施設の確保を計画し、大谷重工業社長の大谷米太郎がホテル建設に着手。

場所は東京都千代田区紀尾井町で、古くから大名屋敷や旧伏見宮邸跡地であった約2万坪の敷地で、大谷氏の私有地となっていた。大成建設の施工で1963年(昭和38年)4月1日に着工。1964年(昭和39年)8月31日に竣工。そして翌9月1日に日本初の高層ホテルとして、現在のザ・メインを開業。その規模は当時東洋一と称されていた。

当時最新の合理化工法や、当時最高層の17階建てビルディングであるため後年に超高層ビルの基本となる柔構造理論設計を採用した。シンボルともいえる最上階の回転ラウンジは、直径45mで東洋一と謳われ、長らくブルースカイラウンジの名で親しまれて東京タワー等と並ぶ名所となった。このラウンジの回転機構には、戦艦大和の主砲塔を回転する技術を継承する尼崎製鉄(現神戸製鋼所)呉作業所で見つけ出した特殊な軸受が使用されている。なお、ラウンジの回転は、2018年(平成30年)3月に安全上の理由より停止されている。

10年後の1974年(昭和49年)9月1日、ザ・メインに隣接して新館のタワー(現在のガーデンタワー)を開業。

1984年(昭和59年)9月4日、ザ・メインのロビーフロアに、当時のミシュラン三ツ星レストランであったパリの老舗レストラン、トゥール・ダルジャンの世界唯一の支店として、『トゥールダルジャン東京』を開業。

1991年(平成3年)2月8日、ニューオータニガーデンコートを開業。

2007年(平成19年)10月、ザ・メインをリニューアルオープンする。換気口を設けたフルハイトウィンドウ(全面窓)となり、眺望が改良される。

ホテルの眼下には、加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として400年余りの歴史を有し、江戸城外堀に囲まれた約1万坪の広大な日本庭園があり、四季折々の花々が咲き乱れ、樹木が濃い木陰をつくる、池泉回遊式の日本庭園は、ホテルニューオータニのシンボルとなっています。
(Wikipediaやホテルニューオータニ公式ページより引用)

 

【エピソード】

①結婚式で誕生した背の高いウェディングケーキ

「朝日新聞デジタル」より

    • 1965年、当時の人気プロ野球選手・ミスタージャイアンツこと長嶋茂雄氏と亜希子さんの結婚式。日本中が注目する中で、天井高約8mの会場に映える背の高いウエディングケーキを考案。これが入刀用ビッグケーキの元祖になったそうです。
    • その時の披露宴会場も「芙蓉の間」!

②3度の東京サミット
    • メイン会場を歴任1979年、1986年、1993年と東京サミット会場として開催。イギリス・サッチャー首相も訪れました。

③日本初の9ツ星ホテルに!
    • 2007年にホテル・イン・ホテル「エグゼクティブハウス禅」が誕生。おもてなしの文化を発信する新しいラグジュアリーホテルとしてホテル内に誕生しました。

      ホテルニューオータニは、厳格な審査項目により一流のホスピタリティを格付けする世界有数のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」2022年度格付け評価ホテル部門において、エグゼクティブハウス 禅が3年連続で最高評価の5つ星を、ザ・メインが2年連続で4つ星を受章!

      上記、格付け評価に加え、エグゼクティブハウス 禅とザ・メインは、ホテルの衛⽣⾯や安全⾯におけるフォーブス・トラベルガイドの新たな認証「Sharecare Health Security VERIFIED™」の認証も取得。